町教育委員会は、令和5年4月から町内の学校再開を目指し、工事施工業者と定期的な打ち合わせを行い、スケジュールを管理してきました。
その中で、新型コロナウイルスの感染拡大による鉄骨工場の生産能力低下に加え、世界的なゼロカーボンの流れによる既存製鉄設備の縮小により、令和4年の年明け以降、状況が急激に悪化し、長期化している状況となり、建設業者から校舎に使うための鉄骨納期が遅れているとの報告を受けました。新校舎での4月からの学校再開を実現できないか検討しましたが、約3か月の遅延を取り戻すことができませんでした。
しかしながら、令和5年4月からの町内大川原地区における教育活動の再開を目指し、子ども達の学習に影響が出ないよう代替手段の検討を進めます。
また、認定こども園についても令和5年4月より開園予定として、代替案がまとまり次第、皆さまにご案内します。
来年度から新しい校舎で授業を受け、学校生活を送ることについてご期待されていた子どもたちや保護者の皆さまにはご心配をおかけします。業者より工期遅延の話を受け、直接国や関係機関に強く要望を行いましたが、部材の調達が叶わず、皆さまのご期待を損なう形になってしまい大変申し訳ありません。
今後、新校舎完成までの間の学習環境について、どのような対応が良いか子どもたちや保護者のご意見をお伺いしながら検討を進めます。