日本の平均気温は、様々な変動を繰り返しながら上昇しており、当町においてもそれは例外ではなく、夏季の熱中症リスクが高まっています。そのため町では、町民の健康維持や熱中症の予防に有効な手段を検討しています。
大熊町では、町が抱える課題の早期解決を図るため、課題の解決に向けた手法の提案者に対し、提案の実効性や有効性を確認することを目的とした補助金を交付しています。本件では、熱中症の予防に有効な手段について、その実効性や有効性を確認する実証実験に予算の範囲内で補助金を交付します。
大熊町内の複数の施設において、熱中症に対する有効な予防を目的として実施する実証実験に要する費用を予算の範囲内で補助します。
1.補助金は、次の各号に定める経費に対して交付します。
(1) 実証実験の実施に係る事業経費
(2) 上記に掲げるもののほか町長が特に必要と認める事業経費
2.上記1号の補助対象事業に係る事業対象経費は、以下の表に掲げるものとします。
区分 | 内容 |
---|---|
謝礼 | 講師謝礼 |
報酬 | 従業員等への報酬 |
消耗品費 | 事業に要する消耗品、材料費 |
印刷費 | コピー代、チラシ等印刷代 |
通信運搬費 | 郵送料 |
使用料および賃借料 | 会場使用料、駐車場使用料、自動車等借上げ料 |
委託料 | 業務委託費 |
旅費 | 交通費、宿泊費 |
1事業あたり上限420万円
実証実験は、令和6年度内に完了すること。
審査する際の評価項目は、以下の表に掲げるものとします。
評価項目 |
審査の視点 |
|
---|---|---|
1 |
申請者 |
補助対象事業を実施する能力を有すると見込まれる等、補助金を交付して差し支えない法人または団体であるか |
2 |
現状把握 |
大熊町の現状を認識し、課題の的確な把握ができているか |
3 |
実施体制 |
長期的な活動および実証実験が行われることが期待でき、実施体制について具体的に記載しているか |
4 |
事業計画 |
事業計画の内容が計画期間および収支予算の範囲内で無理なく実施でき、経費を効率的に使用しているものとなっているか |
5 |
期待される |
事業計画に基づき、行われる実証実験の内容が、提示した課題の解決に寄与するものとなることが期待できるか |
令和6年4月1日(月曜日)~4月30日(火曜日)
大熊町役場 企画調整課
福島県双葉郡大熊町大川原字南平1717
電話番号:0240-23-7584