正門から見たインキュベーション施設(イメージ図)
大野小校舎は令和4年4月、町内の働く場所を確保するほか、新たな産業づくりや起業家を育てる環境を整備し、大熊町ならではの産業を長期に渡り生み出し続けるインキュベーション施設として再生します。
また、当日貸し出しが可能なシェアオフィス、コワーキングスペースを配置することや入居者と町民が交流する場を作ることで多くの方が利用できる施設とします。
事業の創出や創業を支援するサービスや活動のことを「インキュベーション」といいます。英語では「incubation」と記載され、卵をかえす「孵化」という意味です。起業を志望する方や設立して間もないベンチャー企業の「卵」に対して、企業の育成を促進する場を提供し、将来的には孵化し羽ばたかせることを目的としています。
今後、入居する企業を募り審査を経て、インキュベーション施設の提供を行います。
起業家やベンチャー企業が施設に「入学」し、企業が成長して「卒業」した際には、町の雇用を生み出す基幹産業となるストーリーを描いています。
また、地域の課題を解決する産業や次世代のサービス・製品の開発に取り組む企業等を呼び込み、町内での事業の実証・社会実装を支援することによって、住みやすく・働きやすい町の実現や大熊でしかできない産業の創出を目指します。