現在、県外の一部の地域で、はしか(麻しん)の患者が増えています。長期連休などで人ごみの多い観光地へ出かける際には、事前に予防接種を受けることをお勧めします。
麻しんは、感染力が強く空気感染もするため、手洗いやマスクだけでは予防ができません。
感染力が非常に強い
まれに急性脳症を起こしたり、数千人に一人の割合で死亡する例もあります。
発熱、咳、鼻水といった風邪のような症状
目の充血(カタル症状)、口の中の白いブツブツの斑点(コプリック班)耳の後ろあたりから始まり、全身に広がる赤い発疹
10~12日
あらかじめ、予防接種をして免疫をつけておくことが有効です。
麻しん(はしか)は予防接種により、発症や重症化予防が期待できます。
麻しん・風しん混合(MR)ワクチンを使用すると、風しんにも同様の効果が期待できます。
定期接種の対象者は、接種対象年齢になったらなるべく早く接種を受けることが重要です。
種別 | 対象年齢 | 受ける回数 | |
---|---|---|---|
麻しん・風しん混合(MR) | 1期 | 生後1歳~2歳の誕生日前日まで | 1回 |
2期 | 5歳以上7歳未満(小学校就学前1年間) | 1回 |
※対象年齢を過ぎると、自費になります
これまでに、麻しん(はしか)にかかったことがない方で、母子健康手帳を確認して、麻しん(はしか)の予防接種を受けたことがない方や、麻しん(はしか)の予防接種を1回しか接種していない方は、ワクチン接種をご検討ください。
ただし、麻しんの抗体検査費用や予防接種費用は自費となりますので、町の助成はありません。
費用や接種にあたっての注意事項等については、かかりつけ医など各医療機関にお問い合わせください。
予防接種の一覧は、「予防接種を受けましょう」から確認できます。