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一時帰宅時は防護装備を着用してください

印刷用ページを表示する 掲載日:2015年3月2日

原発事故から3年11か月が経過しましたが、発電所からは現在も放射性物質の放出が続いています。当初に比べると空間線量率は低下してきましたが、一時立ち入りの際はマスク等の防護装備の着用をお願いします。

大熊町では環境確認のため、一定期間に地表面に降下した放射性物質の量(大気中のちりなどに含まれる放射性物質)を測定しています。平成26年11月の測定(1平方メートルあたりに降下した放射性物質)では、大熊町で他自治体に比べて高い数値のセシウム-137が検出されました。

平成26年11月の測定結果 (福島県のホームページより)

1か月分の降下物を回収し、放射性物質濃度を測定(測定値はセシウム-137の値)

  • 大熊町 大野 1平方メートルあたり130ベクレル
  • 南相馬市 原町 1平方メートルあたり13ベクレル
  • 楢葉町 繁岡 1平方メートルあたり16ベクレル
  • いわき市 平 検出限界値未満
  • 福島市 方木田 1平方メートルあたり9.3ベクレル
  • 会津若松市 追手町 検出限界値未満

※検出限界値は、測定点によって異なりますが1平方メートルあたり9~30ベクレルです

検出されたセシウム-137が発電所から新たに出たものか、周辺の土壌等からの再浮遊によるものかは不明ですが、現在も大気中に放射性物質が含まれていることは明らかです。呼吸により放射性物質を取り込む恐れもありますので、立ち入りの際はマスクを着用し、内部取り込みをしないよう各自防護をお願いします。

特に、室内清掃等を行う際は、屋外にくらべて低いレベルと思われますが、ほこりに放射性物質が含まれている恐れがありますので、巻き上げて吸い込んだり、身体に付着したりしないようご注意願います。

ご不明な点や詳細についてのご質問は、環境対策課にご連絡ください。

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