3月5日(木曜日)午前0時、大熊町内の帰還困難区域のうち、JR大野駅周辺と県立大野病院敷地などの避難指示が解除されました。町内の帰還困難区域で避難指示が解除されたのは初めてです。また、下野上・野上地区の一部の立入規制が緩和され、宿泊はできないものの、通行証なしで自由に立ち入りができるようになりました。
2月20日に町除染検証委員会から「避難指示が解除され駅の利用が再開されることは問題ない」との最終報告がありました。町は特定復興再生拠点860ha全域を2022年春までに解除するための努力を続けます。また帰還困難区域全域の解除を目指して国に働きかけを続けます。
避難指示が解除された駅前でコメントする吉田町長
解除・緩和エリア地図PDF [PDFファイル/1.03MB]
これにともない、有人ゲートの位置やスクリーニング場が変更となりました。
有人ゲートPDF [PDFファイル/1.65MB]
詳しくは、広報おおくま3月1日号に同封した冊子「大熊町 大野駅周辺 令和2年3月 避難指示解除・立入規制緩和のしおり」でご確認ください。
3月5日(木曜日)午前0時、大熊町内の帰還困難区域のうち、
・JR大野駅周辺の避難指示を解除
・下野上・野上地区の立入規制を一部緩和
することが決まりました。
国の原子力災害対策本部が1月17日、避難指示解除について町に通知しました。
災対本部と町は、避難指示解除と同時に立ち入り規制の一部緩和を行います。
通知の中で本部長から町に対し、避難指示解除について住民に周知するよう求める指示がありました。
町は避難指示解除・立入規制緩和に伴うゲート位置の変更など、3月5日以降の立ち入り方法についてまとめたチラシを、広報おおくま3月1日号の送付用封筒に同封します。また、今回の決定にかかる町民の皆さん向けの町長メッセージを、広報おおくま3月1日号に掲載します。
お忙しいところ大変恐縮ですが、ご一読いただければ幸いです。
原子力災害対策本部の決定に関する詳細は、経済産業省「原子力被災者支援(避難指示関係)」のページ<外部リンク>をご参照ください。