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無人ヘリコプターによる線量率測定結果について

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年2月19日

大熊町では、今後の復興の拠点となる大川原周辺と帰還困難区域内の詳細な線量の状態を確認するために、無人ヘリコプターを使用した線量測定を実施しました。

他の機関でも航空機を用いた測定を行っていますが、線量の大まかな傾向しか掴むことができません。しかし、今回実施した無人ヘリコプターによる測定は線量の変化を細かく把握できるという特徴があります。

今回の測定結果から考察されるのは、以下の内容です。

  • 大川原周辺の除染を行った場所は、はっきりと線量の低減効果が見られる。
  • 無人ヘリコプターに合わせて地上でも実際に線量の測定をおこなっているが、両者の結果は大きくずれることはなかった。
  • 先行除染を行った大熊町役場周辺も、除染の効果が確認できる。
  • 除染を実施していない大川原周辺の山林部は、周囲に比べて線量が高いことを予想していたが、今回の結果からは周囲と比べて大幅に高いという結果は得られていない。
  • 熊地区の住宅密集地は周囲の田畑より線量の低下が早い可能性がある。

ご不明な点・ご質問等がございましたら、環境対策課までお問い合わせください。

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