測定点を37か所にしぼった3回目の町内線量率簡易調査を実施しました。
測定地点は、原発敷地周辺や除染済みの場所、これから除染が予定されている場所などを選んでいます(図参照)。
大熊町内の空間線量率簡易測定結果・平均値(平成31年3月7日測定) [PDFファイル/121KB]
※数値は、地上高1メートルで3回測った平均値です
今回、空間線量率が大幅に下がったのは10、28、128の3地点で、理由は中間貯蔵施設や復興住宅の造成による影響です。一方、最も上昇したのは137の地点です。原因はよく分かりませんが、夏は高くて冬は低くなる傾向の地点のようです。数値自体も低く、測定器の誤差程度の理由かもしれません。
その他の場所はおおむね、前回の昨年9月に比べて10%程度低下していました。これは放射線の減衰の効果というより、風雨で放射性物質が散らばることによるものと考えますが、はっきりとした理由は分からず、今後も測定を継続します。