特別地域内除染実施計画に基づく帰還困難区域内の拠点除染が11月上旬、大熊町内で始まりました。
町の復興のために必要な施設を除染するもので、環境省から工事を請け負った清水建設が、県道や町道を中心に来年3月まで工事を行います。道路では、路面に小さな鉄球を打ち付けて表面を削り、線量を下げるブラストと呼ばれる工事を主に実施するほか、側溝やガードレール、道路の両脇1mの除染も行います。
町内では現在、工事に先立つ放射線量測定が行われています。除染により、一時立ち入りなどで町内に入る町民の皆さんの安全確保を図ります。(拠点除染対象のうち、道路は地図の赤線部分)