令和6年1月18日、ゼロカーボン推進によって東日本大震災から復興まちづくりを目指す福島県大熊町と、CO2排出量の約7割を占める電力の脱炭素化に向け再エネの確保を課題とする東京都中央区が、「脱炭素による未来共創に関する連携協定」を締結しました。
脱炭素を軸とする本協定に基づき、ゼロカーボンシティの実現および地域課題の解決とともに、大熊町の復興まちづくりの促進および相互の持続可能な発展に向けた取組を推進していきます。
地域循環共生圏の理念に基づき、大熊町と中央区が連携して脱炭素を軸とした広域的かつ共創による取組を推進することにより、ゼロカーボンシティの実現および地域課題の解決を図り、もって大熊町の復興まちづくりの促進および相互の持続可能な発展に寄与することを目的としています。
協定書本体は下記の資料をご覧ください。
脱炭素による未来共創に関する連携協定書 [PDFファイル/206KB]
(1)再生可能エネルギーの利用拡大
大熊町で生産される再エネ電力を中央区内で活用
(2)人材交流
エネルギーの生産地である大熊町と消費地である中央区が職員・住民相互の交流事業を通じて持続可能なエネルギーの重要性を共有することで脱炭素に向けた機運を醸成
(3)産業振興
大熊町が取り組む企業誘致に係る情報発信等への協力および大熊町と中央区の事業者の交流を支援
(4)温室効果ガスの吸収源対策
広域的な森林の整備や間伐材の利活用などにより持続可能な森林循環を確立
2024年1月18日から2029年1月17日まで(当事者から何らかの申し出がない限り1年間自動更新)