大熊町と大林道路株式会社は、令和5年9月1日、大熊町におけるゼロカーボン推進による復興まちづくりについて、実証実験の実施を通じた連携・協力について連携協定を締結いたしました。本協定の下、大熊町と大林道路株式会社は、再エネ発電に関する新技術の現場実証に関することについて連携・協力を促進します。
協定締結式には、吉田町長と大林道路株式会社の黒川社長に加え、本実証実験に参画している一般財団法人日本みち研究所および早水電機工業株式会社からもご出席いただきました。
今回実証実験を行う路面太陽光発電は、車両や歩行者が通行する道路空間を活用した発電技術であり、再生可能エネルギーの最大限の導入に資する新技術として国内外で期待されています。今回の実証実験では、駐車場のバス停に接する通路部分の路面に、路面太陽光発電パネル(48㎡程度)を設置するとともに、バッテリーや計測機器、デジタルサイネージ、発電量等の表示板を併せて設置します。1年間の実証期間において、実際の発電性能を確認するほか、実用に向けた課題の整理・検討を行います。
2021年3月に大熊町が策定した「大熊町ゼロカーボンビジョン」を踏まえ、大林道路株式会社の有する技術・知見を生かして、相互に協力し、ゼロカーボンの推進による復興まちづくりにより、大熊町の2040年までの脱炭素社会の実現を図り、持続可能な地域社会の先進モデルの形成に寄与することを目的とします。
詳細は下記の資料をご覧ください。
大林道路株式会社との連携協定概要 [PDFファイル/99KB]
2023年9月1日から2025年3月31日まで