名前 | 池田 未帆さん |
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年代 | 20代 |
出身地 | 秋田県 |
移住年月 | 2022年12月 |
家族構成 | 単身 |
横浜市の老舗ホテルや仙台市のお店でパティシエの仕事をしていました。中学生の頃から食べることや物を作るのが好きだったので食に関わる進路に進みたいと考え、高校では調理や栄養について学び、専門学校では特に興味のあったお菓子について学んでいました。
はじめは、横浜のホテルの元同僚で大熊町の先輩移住者である近藤さんに会いに大熊町に来ました。その時に近藤さんに連れられて、JR大野駅西口にある交流施設【KUMA・PRE】のイベントに参加しました。そこでの出会いがきっかけで、後にKUMA・PREで開催されたキッチンカーでの販売イベント「くまカラ」でフランを販売することにつながり、大熊町へ移住することになりました。
大熊町に来て3日目に、近藤さんが町内のアテンドをしてくれて移住定住支援センターや町の交流施設であるlinkる大熊に行ったのですが、移住して半年もたっていないのに町の方と仲良くなっているのを見て「私も地域になじめそう」と感じたことが決め手になりました。また、チャレンジショップでコーヒースタンドをオープンしていた深澤さんから「コーヒーと一緒に提供できるお菓子を作って欲しい。」とお誘いがあったことも決め手になりました。
大熊町に行くとなった時にツイッターやインスタグラムで大熊町について調べましたが、なかなか情報が出てきませんでした。ですので直接現地に行って自分の目で探したり、移住定住支援センターで民間のアパートの情報を聞いたり、大熊町サポーターズというオンラインコミュニティで求人や住まいの情報を収集していました。
大熊町サポーターズを使って移住についての情報や、物件情報を確認していました。linkる大熊の職員の方に町について聞いたり、深澤さん経由で楢葉町にシェアハウスがあることを聞いたりしていました。また大熊町を知るために、ふくしま12市町村移住支援センターが行っている移住サポーターのガイドツアーに参加し、農業体験や交流会を通じて大熊町を学びました。
大熊インキュベーションセンター(OIC)で、週5日施設の案内をしています。OICの業務を請け負っている会社で人を探しており、タイミングよく採用していただくことになりました。土日は近隣市町村で出展のお手伝いや、楢葉町のシェアハウスでお菓子教室の先生やメニューの相談、お菓子の開発をしています。
○ 友達が増えたことです。友達経由でどんどん友だちができて交流の場が増えました。OICでの仕事では、今まで繋がっていた友達とは年齢などが違う交流の場ができています。
× 街灯やバスが少ない。バスから降りると暗くて怖いです。
これから始まるワクワク感と地域の人の温かさの2つが好きなところです。
「大熊町に移住してきました」とか「イベントの出展でこういった事をしたい!」など話すと、よく来たね、逃げないでね、など良く声を掛けてもらえます。2022年は地域の方との交流が少なかったですが、2023年の年始から餅つきなどのイベントが盛りだくさんあるので楽しんでいきたいです。
困ったことがあっても誰にでも相談できます。大熊町のことを知って、興味がわいて感性が動く方をお待ちしています。福島のことを知れば知るほど興味が湧いてきますし、風評被害といった風当りも考えましたが、実際に住んでみると震災直後の出来事やこれからの大熊町についてなど、ますます興味がわいてきますね。